介護福祉士国家試験の前に模擬試験を受けるべき理由

介護福祉士国家試験の前に模擬試験を受ける理由は、「本番に近い形式で、今の実力と苦手な科目を数字で確かめられるから」です。第39回の試験は2027年(令和9年)1月31日(日)。試験まで数か月あるこの時期に模擬試験を受けると、残りの期間で何を優先して勉強すべきかがはっきりします。

この記事では、模擬試験を受けるメリット、受ける時期、結果の活かし方を、大阪・天王寺で介護福祉士の試験対策講座と模擬試験を開講する、KFC school(運営:キャリアウィングス株式会社)が解説します。

高齢の方と笑顔で話す介護職員

介護福祉士国家試験はどんな試験?

介護福祉士国家試験の筆記試験は、全125問・125点満点の試験です。 総得点の60%程度を基準に、問題の難易度で補正した点数が合格ラインになります。

合格するには、総得点だけでなく、次の条件も満たす必要があります。

  • 11の試験科目群すべてで得点があること
  • 試験はA・B・Cの3パートに分かれ、パートごとに合否が判定されること
  • 合格したパートは、次回以降の受験が免除されること(パート合格)

つまり、得意な科目で点を稼ぐだけでは足りません。苦手な科目を「0点」で残さないことが、合格の条件の1つです。

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模擬試験を受けるメリットは?

模擬試験の一番のメリットは、自分の実力を客観的な数字で知れることです。 問題集を解くだけでは、本番でどれくらい点が取れるかが見えにくいものです。

模擬試験を受けると、次のことがわかります。

  • 今の得点:合格ラインの目安(総得点の60%程度)にどれくらい近いか
  • 苦手な科目:11の科目群のうち、得点が低い科目はどれか
  • 時間配分:本番に近い問題数を、時間内に解き切れるか
  • ケアレスミスの傾向:問題文の読み違いやマークのずれがないか

とくに大事なのは「苦手な科目がわかる」ことです。介護福祉士国家試験は、1つでも得点のない科目群があると不合格になります。模擬試験で苦手な科目を早めに見つければ、試験までの時間をそこに集中して使えます。

模擬試験はいつ受けるのがいい?

試験の2〜3か月前(10月〜11月ごろ)に1回受けるのがおすすめです。 試験は1月末なので、この時期なら結果を見てから苦手分野を補う時間が十分にあります。

時期ごとの目的は、次のように考えるとわかりやすくなります。

時期模擬試験の目的
試験の3か月前(10月ごろ)今の実力を知り、勉強の計画を立てる
試験の2か月前(11月ごろ)苦手な科目を見つけ、集中して補う
試験の1か月前(12月ごろ)本番の時間配分を確認し、最終調整する

直前期に初めて受けると、苦手な科目がわかっても補う時間が足りないことがあります。早めに一度受け、必要なら直前期にもう一度受けると、実力の伸びも確かめられます。

模擬試験を活かした第39回試験までのスケジュール例

模擬試験を活かした試験までのスケジュール例

模擬試験の結果はどう活かす?

模擬試験は「受けたあと」が大切です。 点数を見て終わりにせず、次の順番で見直しましょう。

  • 1. 得点が低い科目群を書き出す:とくに0点や1点の科目は最優先で対策する
  • 2. 間違えた問題の解説を読む:なぜ間違えたのかを「知識不足」「読み違い」に分ける
  • 3. 知識不足の分野をテキストで復習する:問題を解き直すだけでなく、根本から理解する
  • 4. 同じ分野の問題をもう一度解く:理解できたかを確認する

「読み違い」が多い方は、知識よりも問題文の読み方に課題があります。選択肢の「適切なもの」「適切でないもの」を取り違えていないか、意識して解くだけでも得点が変わります。

パート合格の仕組みは、模擬試験の見方にどう関係する?

パート合格の仕組みがあるため、模擬試験の結果は「総得点」だけでなく「パートごとの得点」でも見ることが大切です。 介護福祉士国家試験は、次の3つのパートに分かれています。

パート主な試験科目群配点
A人間の尊厳と自立・介護の基本、社会の理解、コミュニケーション技術、生活支援技術60点
Bこころとからだのしくみ、発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、医療的ケア45点
C介護過程、総合問題20点

パートごとに合否が判定され、合格したパートは次回以降の受験が免除されます。そのため、模擬試験では次の点を確認しましょう。

  • どのパートの得点が低いか
  • 低いパートの中で、とくに点が取れていない科目群はどれか
  • 0点の科目群がないか(パートを構成する科目群すべてで得点することが、パート合格の条件)

パートごとの弱点がわかれば、どこを優先して勉強するかを決めやすくなります。限られた時間を、得点が伸びやすいところに使いましょう。

独学だけで大丈夫?試験対策講座は必要?

独学でも合格は目指せますが、苦手な科目の克服に時間がかかる場合は、対策講座を組み合わせると効率的です。 講座では、講師が出題されやすいポイントを整理して教えるため、自分だけでは気づきにくい弱点を補えます。

次のような方は、模擬試験に加えて対策講座の受講も検討してみてください。

  • 模擬試験の得点が、合格ラインの目安に届いていない
  • 0点の科目群があり、何から手をつければよいかわからない
  • 仕事が忙しく、勉強時間が限られている
  • 一人で勉強を続けるのが苦手

KFC school天王寺校では、介護福祉士の筆記試験対策講座(2日間)と、介護福祉士全国統一模擬試験を開講しています。日程や受講料は講座ページでご確認ください。

介護福祉士の試験対策講座の授業風景

よくある質問

模擬試験は何回受ければいいですか?

最低1回、できれば2回がおすすめです。試験の2〜3か月前に1回受けて弱点を見つけ、直前期にもう一度受けると、対策の成果を確かめられます。

模擬試験の点数が低かったら、合格は難しいですか?

早い時期の模擬試験で点数が低くても、心配しすぎる必要はありません。大切なのは、結果から苦手な科目を見つけて、残りの期間で補うことです。

第39回の試験はいつですか?

第39回介護福祉士国家試験の筆記試験は、2027年1月31日(日)です。合格発表は2027年3月23日(火)の予定です。

模擬試験と過去問題集は何が違いますか?

過去問題集は分野ごとの知識の確認に向いています。模擬試験は、本番に近い問題数・形式で全体を通して解くため、得点力や時間配分を確かめるのに向いています。

大阪で介護福祉士の試験対策をするならKFC school天王寺校へ

KFC school天王寺校では、天王寺駅から徒歩5分の教室で、介護福祉士国家試験の対策を受けられます。

  • 介護福祉士全国統一模擬試験
  • 介護福祉士の筆記試験対策講座(2日間)
  • 受験資格に必要な介護福祉士実務者研修
  • 講師は32名。介護福祉士・看護師・社会福祉士などの資格を持ち、平均12年の現場経験

日程・受講料は講座ページでご確認のうえ、ホームページの申込フォームからお申し込みください。

KFC school 天王寺校(運営:キャリアウィングス株式会社)

参考・出典